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エコキュートの容量の選び方
370Lと460Lの違い・家族人数の目安

カタログを見てエコキュートの容量を検討する様子

買い替えのときに必ず迷うのが「容量」です。「大きい方が安心では?」と思いがちですが、実はそうとは限りません。私は修理職人として11年、いろいろな容量の機械を見てきました。後悔しない選び方を、正直にお伝えします。

まずは目安:370Lは3〜5人、460Lは4〜7人

容量人数の目安
370L3〜5名
460L4〜7名

ただし、これはあくまで目安です。お湯の使用量は生活スタイルでかなり変わります。たとえば女性が多いご家庭は使用量が増える傾向がありますし、シャワーの時間や入浴の回数でも変わります。人数だけで機械的に決めず、「わが家はお湯をよく使う方か」も一緒に考えてください。

「大は小を兼ねない」——大きいほど電気代がかかる

大きい機械を選べばいい、ではありません 370Lと460Lでは、室外機の電気使用容量が変わります。つまり容量が大きい機種ほど、日々の電気代もかかりやすいということ。使い切れない大きさを選ぶのは、毎日の電気代のムダになります。「とりあえず大きい方が安心」と安易に上げるのはおすすめしません。

大切なのは、暮らしに合ったサイズを選ぶこと。小さすぎて湯切れするのも困りますが、大きすぎてムダに電気代を払うのも、もったいない話です。

一番確実な選び方:今の使用実感で決める

迷ったときの、一番確実な判断材料があります。それは「今使っている機械の容量と、湯切れの有無」です。

今の実感が、最良のデータ たとえば今お使いの機械が370Lで、湯切れがほとんどないなら、次も370Lで十分です。今の暮らしで足りているなら、わざわざ大きくする必要はありません。逆に、今の容量で頻繁に湯切れしているなら、一つ上を検討する材料になります(→ 湯切れの原因は「学習機能」)。

「長期休みに人数が増える」は、容量を上げる理由になる?

「ゴールデンウィークやお盆、お正月に家族が集まるから、大きめにしておいた方が…」——よくいただく相談です。でも、年に数回の一時的な人数増加は、使い方で賄えます。手動で沸き増しをすれば、その日のお湯は足ります。

年に数回のために、毎日の電気代が上がる大きい容量を選ぶのは非効率です。基本は普段ご使用されている人数で選ぶことをおすすめします。

家族が増えた・二世帯化など、恒常的に増えるなら

一方で、お子さんが増えた、二世帯になった、など「恒常的に」使用量が増えた場合は話が別です。この場合は、次の買い替え時に一つ上の容量を検討するタイミングです。容量の見直しは買い替え時にしかできないので、見積もりの段階で今の暮らしを正直に伝えて相談してください。

容量選びは、見積もりのときに相談を
「今の使用人数」「湯切れの有無」「これから人数が変わる予定」を伝えれば、業者が適切な容量を提案してくれます。複数社の無料見積もりで、容量と価格の提案を比較すると、過不足のない一台が選べます。
リフォーム見積もりを無料で徹底比較

※見積もりは無料です。容量は電気代にも関わるので、じっくり比較を。

よくある質問

370Lと460Lで迷ったら、どちらにすべき?
今お使いの容量で湯切れしていないなら、同じ容量で十分です。今の機械が370Lで足りているのに460Lへ上げると、電気代が増えるだけになりがちです。逆に今よく湯切れするなら、460Lや使い方の見直しを検討してください。
大きい容量の方が、湯切れしにくくて得では?
湯切れしにくいのは事実ですが、その分、室外機の電気使用容量が上がり日々の電気代もかかります。使い切れる範囲で選ぶのが、湯切れと電気代のバランスが良い選び方です。
今より小さい容量にしても大丈夫?
今の容量で毎日かなり余っている、家族が減った、という場合は、一つ下げて電気代を抑える選択もあります。ただし将来の人数の変化も踏まえて、見積もり時に相談して決めるのが安心です。
管理人(エコキュートの修理屋)
管理人(エコキュートの修理屋・11年目)

大手メーカーのエコキュート修理・メンテナンス一筋11年、修理対応は年間1,000件以上。第二種電気工事士の資格を持ち、電気工事の面からも設置や配線を見ています。現役でメーカーからの依頼を受けて修理に伺っているため、名前とメーカー名は伏せています。1社の専門なので、他社の料金体系を断定することはしません。容量の目安は使用量で変わるため、最終的な選定は業者と相談のうえ決めてください。