エコキュートのメーカーはどこがいい?
修理屋が正直に「選び方」を解説
「エコキュートは、どこのメーカーを選べばいいの?」——買い替えのときに必ず出る質問です。いろんなメーカーの機械を現場で見てきた私が、正直にお答えします。
私は大手メーカーのエコキュート修理を11年続けている修理職人(第二種電気工事士)です。いろんなメーカーの機械を現場で見てきた立場から、メーカーの実際と、後悔しない選び方をお伝えします。
今、エコキュートを作っている国内メーカー
現在、国内でエコキュートを製造している主なメーカーは、次の6社です(順不同)。まず前提として、省エネの学習運転、太陽光発電との連携、除菌、マイクロバブル入浴といった基本的な機能は、今では多くのメーカーが備えています。そのうえで、各社が特に打ち出している・特徴的なポイントを挙げると、次のような方向性の違いがあります。
| メーカー | 特に打ち出している・特徴的なポイント |
|---|---|
| パナソニック | 国内で広く普及している定番メーカー。機種のラインアップが豊富で選びやすい |
| ダイキン | 空調専業で培った技術。オートや給湯専用でも高圧タイプの選択肢が幅広い。入浴剤に対応した機種も多め |
| 三菱電機 | ふろ配管をマイクロバブルで自動洗浄する「バブルおそうじ」 |
| 日立 | 各社の中では珍しい「水道直圧式(ナイアガラ出湯)」で、シャワーの水圧が強め |
| コロナ | エコキュートを世界で初めて商品化したメーカーとして知られる、国産の給湯専業 |
| 長府製作所 | 給湯の専業メーカー。シンプルで堅実、比較的手頃な価格帯 |
正直な話——「品質の優劣」はそこまでありません
ここが一番お伝えしたいところです。どこのメーカーの機械が特別に品質が良くて、どこが悪い、というのは、正直そこまでありません。
各メーカーにセールスポイントや独自機能はありますが、それは「優劣」ではなく「方向性の違い」です。ですから、「有名だから」「ランキング1位だから」という理由だけでメーカーを決めなくて大丈夫です。それよりも、次の順番で考える方が、後悔しません。
では、何で選ぶ?——実践的な優先順位
1まず「買い替える業者が取り扱っているメーカーか」
意外な盲点ですが、すべてのメーカーを揃えて販売している業者さんは、あまりありません。ですから現実的には、買い替えをお願いする業者が、どのメーカーを取り扱っているかがスタート地点になります。
2納期・値段・グレード・容量で選ぶ
取扱のあるメーカー・機種の中から、納期(いつ入るか)・値段・グレード・容量を見て、ご家庭に合うものを選びます。グレードや容量の考え方は、こちらも参考にしてください。→ 交換費用はいくら?グレードと容量の考え方
3アフターサービスの速さ(ただし事前判断は難しい)
本当はアフターサービスの速さも大事です。ただ、これは実際に故障してからの話になるので、買う前に見極めるのは正直難しい部分です。
最後は「人」で選ぶのも、一つの正解
私たち現場の修理職人も、そうやって「あなたにお願いしたい」と選んでいただけるよう、日々頑張っています。メーカー名より、その裏にいる人を見てもらえたら嬉しいです。

※見積もりは無料です。どこで買うのが正解?もあわせてどうぞ。